スピントロニクス研究会
委員長 齊藤 英治(東京大学工学系研究科教授)
●研究会コンセプト
スピントロニクスは、磁気の自由度と電流をナノテクノロジーによって結びつけることによって進展し、磁気メモリなど新しいテクノロジーを生み出す一方で、スピンホール効果、逆スピンホール効果、スピンゼーベック効果、スピンペルチェ効果、純スピン流誘起磁化反転、絶縁体へのスピン注入、スピン起電力など、ナノスケールの領域で発現する数多くの新現象をもたらした。最近では、スピンダイナミクスや磁気応答の非線形性を利用した人工脳型素子・機械学習デバイスへの応用や、微小構造メカニクスへの応用の研究も始まっており、物性科学やエレクトロニクス、ナノメカニクス、流体科学を横断する新しい学術が形成されつつある。
本研究会では、日本のスピントロニクス研究の中心メンバーが集まり、スピントロニクス緒現象を最新の物理的知見と材料科学、ナノテクノロジーの視点から深く議論し、最終的には新しいスピントロニクス機能を提言することを目標とする。
●会員名簿
(委員長) | 齊藤 英治 | 東京大学 大学院工学系研究科 | |
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(会員) | 大谷 義近 | 東京大学 物性研究所 | |
前川 禎通 | 理化学研究所 創発物性科学研究センター | ||
小野 輝男 | 京都大学 化学研究所 | ||
新庄 輝也 | 京都大学 | ||
永長 直人 | 理化学研究所 創発物性科学研究センター | ||
白石 誠司 | 京都大学 大学院工学研究科 | ||
水上 成美 | 東北大学 材料科学高等研究所 | ||
多々良 源 | 理化学研究所 創発物性科学研究センター | ||
大岩 顕 | 大阪大学 産業科学研究所 | ||
村上 修一 | 東京工業大学 理学院 | ||
新見 康洋 | 大阪大学 大学院理学研究科 | ||
鈴木 義茂 | 大阪大学 大学院基礎工学研究科 | ||
家田 淳一 | 日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター | ||
関 真一郎 | 東京大学 大学院工学系研究科 | ||
介川 裕章 | 物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点 | ||
深見 俊輔 | 東北大学 電気通信研究所 | ||
2019年4月現在 |