ATI研究助成成果(2017年度)発表会
1年間の助成期間終了後に全員が集まり成果発表会を行います。
この会は研究助成採択者が相互に交流する場であると同時に、当財団の役員、選考委員、研究会員
との交流の場でもあります。このような出会いと交流を通じ、研究仲間を増やし、今後の新たな研究を
促進しています。
【ATI研究助成成果発表会 開催記】
2019年度ATI研究助成成果発表会が、5月14日に御茶ノ水の三井住友海上駿河台新館3階TKPガーデンシティ会議場にて、約40名が参加して開催されました。
伊達理事長と森田副理事長(選考委員長)の挨拶で始まり、2017年度採択者による研究成果報告、2018年採択者による研究テーマ説明が行われました。
休憩の後、2019年度研究奨励賞の表彰式が行われ、2名の受賞者に表彰状と副賞のSEIKO高級腕時計が授与され、受賞講演が行われました。
「省エネルギーリニアモーターの運動性を決める構造的要素の解明」中村彰彦 氏 (自然科学研究機構)
「次世代メモリ実現のためのBi系マルチフェロイック材料の開発」
北條元 氏 (九州大学)
第2部はポスター発表となり、助成採択者・奨励賞受賞者の活発な質疑や情報交換が行われ、若手同士の交流や共同研究の種が育ったと思われます。また財団の選考委員、研究会員、評議員及び理事の先生方も参加し、厳しい質問やアドバイスも多数ありました。 最後は立食形式となり、さらに意見交換をしながら若手と先輩の先生方との交流が活発に行われました。